先月の末頃、手持ちのLumia 920にようやくLumia Denimの更新が降ってきました。
元々Denimは去年の9月頃から新しめのLumia端末から順に更新が始まっていたので、半年経ってようやく順番が回ってきたことに。いや長かった。
- Lumia Denim software update - Microsoft
- Lumia 920 starts receiving Lumia Denim update in several countries
今回はDenim更新で気づいた変更点をメモがてら書いておきます。
ちなみにLumiaシリーズの端末はWindows10への更新も予定に入っているそうで、こちらも楽しみです。
ライブタイルのフォルダ分け
見た目に関する変更点として一番大きいのがこれ。動画アプリやゲーム等のアイコンを以下のように一つのタイルにまとめて整理できます。Webページのピン止めをまとめればブックマークとしても利用できそう。
ブラウザ
Lumia Cyanの頃からIEのバージョンは11だったので今回はマイナーアップデート。見た目と操作感はそのままですが、UserAgentが変わったおかげでAndroidやiPhone同様にスマホサイトが閲覧できるようになりました。
- Before (Lumia Cyan)
Mozilla/5.0 (Windows Phone 8.1; ARM; Trident/7.0; Touch; rv:11.0; IEMobile/11.0; NOKIA; Lumia 920) like Gecko
- After (Lumia Denim)
Mozilla/5.0 (Mobile; Windows Phone 8.1; Android 4.0; ARM; Trident/7.0; Touch; rv:11.0; IEMobile/11.0; NOKIA; Lumia 920) like iPhone OS 7_0_3 Mac OS X AppleWebKit/537 (KHTML, like Gecko) Mobile Safari/537
ブラウザはIEなのにAndroid 4.0
やiPhone
、Mobile Safari
の文字列が混ざっていていい感じにカオスになってます。個人的には他のスマホと同様にWebページが見れるようになったことは大変ありがたいです。
今回の更新は利便性を優先した形でしょうか。利用者から見ればUAの変更なんて気にすることのない箇所ですし、開発者側もブラウザ判定にUA文字列を使うテクニック自体が古くなったこともあり、特に拘る必要がなくなったのかなと。まあ将来的にはBeforeの頃くらいのシンプルなUAに戻っていると思います。というか戻っていてほしい。
その他
- カメラアプリが性能向上したらしいがよく分かってない
- 日本地域ではCortanaは相変わらず利用不可能